0歳から遊べる布絵本は、布地を縫い合わせるだけで作ることができる知育おもちゃです。
また、手作りのオリジナル布絵本は子どもとの思い出深いものになります。
ですが、実際に作ろうとするとデザインや仕掛けやに迷うことがあるのではないでしょうか。
この記事では、我が家のオリジナル布絵本から簡単に手作りできるしかけアイデアを3つ紹介します。
読めばきっと、オリジナル布絵本を簡単に作るためのヒントを得ることができますよ。
なお、たくさんの仕掛けアイデアについてはこちらの記事にまとめています。
布絵本の作り方の手順

まずは、布絵本の作り方の手順について簡単に説明します。
- ページのデザインを決める
- 材料を準備する
- ページを作成する
- ページをつなげて本の形にする
作りたいデザインを決めてから材料を準備しましょう。
なお、手持ちの材料で作りたい場合は手順1と手順2が逆になります。
手順1:ページのデザインを決める

はじめに、絵本全体のテーマやストーリー考えて、具体的なデザインを決定させましょう。
例えば、思いついた内容を紙に書き起こしてみます。
また、慣れていれば直接、布地に写してもよいです。
手順2:材料を準備する
次に、裁縫道具とデザインに合う材料を準備します。
ハンドメイドの材料は100均ショップで揃えることも可能です。
なお、フェルトは柔らかくて型崩れがしにくく、縫ってもほつれにくい素材です。
そのため、布絵本に適しています。
手順3:ページを作成する
材料が揃ったら、デザインに合わせてパーツを切り抜き、布地に縫い付けます。
細かなパーツは布用接着剤を使って固定するのがおすすめです。
なお、縫い合わせる材料やしかけによっては1ページのみでも厚みが出ます。

手順4:ページをつなげて本の形にする
ページの作成が終わったら、それぞれのページをつなげます。
- 各ページに穴を開けて紐でまとめる
- 各ページ同士を直接縫い合わせる
ちなみに、我が家では各ページに穴を開けて紐でまとめています。

なお、紐でまとめる方法にはいろいろなメリットがあります。
布絵本のイメージや好みによって仕上げ方を選択しましょう。
ちなみに、我が家の布絵本はたて20cm、よこ20cmのフェルトで作っています。

大きさも参考にしてみてください。
布絵本の簡単なしかけのアイデア
では、本題の布絵本の簡単なしかけのアイデアを3つ紹介します。
アイデア1:カラフルな3連ファスナー
まずは、ファスナーを3つ並べて縫い付けた仕掛けです。
フェルトとファスナーの色を合わせて縫い付ければ統一感も出せます。
ファスナーを縫い付けると、開閉しにくくなることがあります。
そのため、縫い付ける前にファスナーがスムーズに開け閉めできるか確認するのがおすすめです。


アイデア2:ボタン掛けの練習
次に、ボタン掛けの練習ができるしかけです。
2枚1組のフェルトに片方にボタンを縫い付け、もう片方にボタン穴を作ります。
ボタンを縫い付けた方のフェルトを布絵本に縫い付けて完成です。
余っているレース素材などを端につけると、可愛らしいデザインになります。



なお、0歳の赤ちゃんでも手に掴みやすいサイズ感です。
それぞれ、フェルトの色をカラフルにして子どもの視覚を刺激するのもいいですね。
アイデア3:面ファスナーのチューリップブーケ
最後に、面ファスナーのチューリップブーケの仕掛けです。
一部のお花が面ファスナー(マジックテープなど)で取り外しができるようになっています。
面ファスナーのオス・フック面(チクチクと硬い方)があたるとフェルトは毛羽立ちやすくなります。
毛羽立ちが気になる場合はスナップボタンを使う方法もあります。
ただし、スナップボタンは面ファスナーに比べて力が必要ですので、お子さんの月齢に合わせて使うのがおすすめです。



上の子も下の子も、面ファスナーのベリッという剥がす音と感覚が大好きです。
このように、音が楽しめてパーツの取り外しも比較的簡単な点は、面ファスナーのメリットです。
まとめ

布絵本は、布地を縫い合わせるだけで作れて、0歳から遊ぶことができます。
フェルト生地と面ファスナーやボタンがあれば簡単に仕掛けを作ることができるのでおすすめです。
また、ファスナーを縫い付けるだけでも指先を使って十分に遊ぶことができるページが作れます。
読んでいただきありがとうございました。