子どもがクレヨンで楽しく絵を描くためには、どのクレヨンが合うかを知ることが大切です。
でも、たくさんのクレヨンの中からどれを選ぶか迷うこともありますよね。
我が家も2歳と0歳の子どもがいるため、さまざまなクレヨンを買って試しています。
この記事では、6つのクレヨンの発色の比較と、2歳児が実際に使っている様子を紹介します。
また、発色の比較はスケッチブックと段ボールを使用しています。
この記事を読むことで、お子さんにぴったりのクレヨンを選ぶヒントを得ることができますよ。
他にも遊びに関する記事がありますので、ぜひチェックしてみてください。
比較するクレヨンについて
6つのクレヨンについて比較しました。
- ベビーコロール
(ラングスジャパン株式会社) - キットパス ラージ
(日本理化学工業株式会社) - さんかく クーピーペンシル
(株式会社サクラクレパス) - くれぴつ
(オーディープランニング株式会社) - おやさいクレヨン
(mizuiro株式会社) - くるりら
(ぺんてる株式会社)
クレヨンの発色を比較
実際に赤と緑をピックアップして、スケッチブックと段ボールで発色を比較してみました。
比較方法について
3つの方法で発色の違いを検証しました。
- スケッチブックに、赤と緑それぞれぐるぐると塗りつぶすように円を描く
- 段ボールに、赤と緑それぞれぐるぐると塗りつぶすように円を描く
- スケッチブックに、赤に緑の色を重ねるように線を描く
検証1:スケッチブックに円を描く
検証2:段ボールに円を描く
検証3:スケッチブックに色を重ねるように描く
各クレヨンの発色について
ベビーコロール
- スケッチブックの独特なざらざら感にもしっかりと発色
- 段ボールに対しては淡い色づきで、柔らかなタッチ
- 力の入れ具合で濃淡が出しやすく、色の重なりも綺麗
キットパス ラージ
- 1番発色が良く、色が鮮やかで見栄えする
- サッと撫でるように描いても発色がよいので、子どもの力でもしっかりと濃く描ける
- 段ボールでも発色がしっかりしていて、クレヨン独特のゴワゴワとした質感も楽しめる
さんかく クーピーペンシル
- ペン先が細く、細かい部分も発色するので、繊細な線が描ける
- 軽い描き心地で握りやすく、力も入れやすいため、子どもでも使いやすい
- 段ボールにも発色がしっかりしていて、色の表現が豊か
くれぴつ
- 全体的に発色が淡いため、柔らかいタッチで優しい絵が描ける
- 段ボールに対してもさらさらとした描き心地
- 色鉛筆に近い感覚で、細やかな表現が可能
おやさいクレヨン
- 見た目の色よりも優しく淡い色合いで発色し、ナチュラルな仕上がりが楽しめる
- 描き心地が軽く、クレヨン特有のもったり感がない
- 段ボールへの発色は控えめで、繊細な色合い
くるりら
- 先端部は1番細く、しっかりとした発色がある
- スケッチブックの独特なテクスチャにも対応し、均一な色塗りができる
- 段ボールにも軽く撫でるだけで描けるので、力を入れずに簡単に描ける
2歳児向けのクレヨン選びのポイント
2歳は、まだ細かい手や指の動きを覚えている段階です。
ちなみに、我が家の2歳児は人差し指を1本立てることと、5本の指をすべて広げる動作のみできる状態です。
そのため、しっかりとクレヨンを手に持つことや力の加減をすることは、まだ難しいです。
それらの点を考慮して、2歳児向けのクレヨン選びのポイントについて5つ挙げます。
- 持ちやすさ、握りやすさ
- 折れにくさ
- ケースへのしまいやすさ
- 安全性
- 色のバリエーション
特に、小さな手でもしっかりと握れるかは、紙に描くためには大切なポイントです。
実際に2歳児がクレヨンを使っている様子
スケッチブックやノートに線を描いているところ
スケッチブックに対しては、サラッと軽いタッチでもしっかりと描くことができています。
くるりらは細いタイプですが、しっかりと握って線を書くことができていました。
何本も握って持っているところ
くれぴつは持ち手に角があり、しっかりと握ることができます。
ケースにしまうところ
ケースには、1本ずつの仕切りがあるとしまいやすいようです。
また、箱タイプでも出し入れしている様子を見ると、すぐに自分でもしまえるようになっていました。
まとめ
6つのクレヨンについて、スケッチブックと段ボールを使って発色を比較しました。
まず、2歳児が楽しく使うためには握りやすさや力の入れ具合による発色を知ることが大切です。
ぜひこの記事を参考にして、お子さんにピッタリのクレヨンを見つけてみてください。
読んでいただきありがとうございました。