子どもが成長するにつれて「グズりが多くて落ち着きがない…」と悩む親は多いのではないでしょうか。
我が家の上の子は、2歳を過ぎた頃から落ち着きがなくなってきたと感じています。
また、危ないときに注意するとグズることもしょっちゅうあります。
ですが、そんなときにはセンサリーボトルを作って遊んでみるのがおすすめです。
この記事では、センサリーボトルの作り方から、0歳児と2歳児が遊んでいる様子を詳しく紹介しています。
この記事を読めばきっと、子どもが落ち着くためのサポート方法を見つけ、悩みを解消することができますよ。
センサリーボトルとは

センサリーボトルは、透明なボトルの中に液体とビーズなどを入れたものです。
ボトルの中に入れるもの
なお、液体は水に油や洗濯のりなどを加えトロッと粘度があります。
また、ビーズやラメを入れるため、この粘度によって中に入れた物の動き方が変わります。
基本的な遊び方
まずは、ボトルを触って動かしてみます。
次に、中の様子を観察したり、耳元で音を聴いたりして楽しみます。
もちろん、リラックス効果もあります。
センサリーボトルのリラックス効果
主に3つのリラックス効果があります。
- 視覚的な刺激
- 聴覚的な刺激
- 集中力の向上
効果1:視覚的な刺激
センサリーボトルの中にはキラキラと光るビーズやスパンコールがゆらゆらと動いています。
まずは、この動きを見ることで、視覚的な刺激と落ち着く効果があります。
効果2:聴覚的な刺激
また、センサリーボトルを振ると、ポコポコ、パシャパシャと音が鳴ります。
この独特で綺麗な音を聴くことで、気持ちがリフレッシュできます。
効果3:集中力の向上
最後に、センサリーボトルの中で物が動く様子や音を、じっと集中して観察することができます。
集中しているときは、一時的にでも嫌なことを忘れて心を落ち着ける助けになります。
センサリーボトルの材料一覧
身近な材料で手作りすることができます。
今回はビーズをたくさん使ったセンサリーボトルにしました。

- ボトル(200ml)
- 洗濯のり
- ボトルの中に入れるもの
なお、ボトルは200mlサイズにしました。
このサイズは、液体を入れても手で持ちやすい重さなのでおすすめです。
また、ボトルの中に入れるものは7種類を用意しました。
- お花型ビーズ
- 星型ビーズ
- クラックビーズ
- パールビーズ
- スパンコール
- デコパーツ
- ホログラム
なお、ビーズの大きさや重さでボトルの中で動く速さが変わります。
また、ビーズの加工によって液体の中での光り方が変わります。
特に、キラキラするスパンコールやクラックビーズはおすすめです。
センサリーボトルの作り方
手順1:ビーズ類を選ぶ
用意したビーズは、子どもと一緒に選びました。
ちなみに、ケースやトレイに入れておくと選びやすいです。


手順2:ボトルにビーズ類を入れる
次に、ボトルに選んだビーズ類を全て入れます。
なお今回は、ビーズ類はたっぷりにしました。



手順3:洗濯のりを入れる
洗濯のりをボトルの3分の2ほど入れます。

なお、水との割合でビーズ類の動き方が変わります。
洗濯のりを多めにするとゆっくり、水を多めにすると速く動きます。
手順4:水を入れキャップを閉める
次に、ボトルがいっぱいになるまで水を入れます。

このとき、溢れないように慎重に入れましょう。
入れ終わったら、キャップをギュッときつく閉めます。
なお、キャップが開く場合には、ビニールテープを巻き付けてしっかりと止めましょう。

手順5:ボトルを振って混ぜる
洗濯のりと水が混ざるようにボトルを振ります。
なお、振るのは子どもにお願いして、楽しみながら混ぜることができました。

手順6:完成
最後に、ボトルの中の液体が混ざれば完成です。
なお、ホログラムはボトルの底に付きやすいため、よく振りましょう。
今回は、ピンク色のビーズと、青色のビーズを使ったボトルを作りました。

子どもたちが実際に遊んでいる様子
下の子(0歳8ヶ月)
目の前に置いた瞬間、すぐ手にしていました。
200mlのボトルは、0歳でもしっかりと握れるサイズです。
また、ボトルを横に倒すとコロコロと転がり、追いかけていました。

上の子(2歳3ヶ月)
上の子は、前にもセンサリーボトルを作ったことがあるので見慣れた様子…
でも、今回のはボトルの中にビーズがたくさんあるので興味津々でした。

思わず口が開いてしまうほど集中している様子。

特に、デコパーツが1番気に入ったようでした。
ボトルを動かすたびに「さんかく、あったよ!」「しかく、あったよ!」と教えてくれます。
また、グズって泣き始めたときに渡すと泣き止んだこともあります。
時間が経ったセンサリーボトル
ちなみに、作ってから2日ほど経ったセンサリーボトルです。

中に入れた物の色が液体に移り、ややピンク色になりました。
このように、入れるものによっては色落ちします。
透明な液体に保つためには、色が薄いものや着色されていないものを入れるとよいでしょう。
まとめ

子どもが成長するにつれて「落ち着きがないな…」と悩むことも出てきます。
そんなときには、センサリーボトルを作って一緒に遊んでみることがおすすめです。
センサリーボトルは、五感を刺激して心地よいリラックス効果があります。
また、子どもの落ち着きをサポートすることもできて、悩みの解消につながります。
読んでいただきありがとうございました。