年子育児のお風呂タイム、ワンオペで0歳と2歳の子ども2人を入れるのは本当に大変ですよね。
我が家でも、下の子が生まれてからずっとお風呂タイムには試行錯誤を繰り返してきました。
そんな中でたどり着いたのが「2人を別々に入れる」という方法です。
このやり方にしてから、気持ちに少し余裕が生まれ、お風呂タイムがぐっと楽になりました。
この記事では、2人を別々にお風呂に入れる具体的な手順や、実際にやってみて得た工夫を紹介します。
読めばきっと、お風呂タイムのママやパパの気持ちが軽くなるきっかけになります。
平日夕方ワンオペのタイムライン
夕食から就寝まで、タイトなスケジュールで動くことが多いです。
- 16:20保育園お迎え
- 16:40帰宅
徒歩5分の距離が寄り道で20分くらいかかる
- 16:50夕食
すぐ食べたがるので作り置きを出す
- 17:10遊び
上の子がやりたいことに全力で応える
- 17:30下の子入浴
洗い5分、入浴2分、保湿ケア・着替え5分
- 18:30上の子入浴
洗い10分、入浴5分、保湿ケア・着替え10分
- 19:00寝かしつけ
入浴後はすぐ寝室へ
- 20:00就寝
2人別々にお風呂に入れると気持ちが楽に!
ワンオペのときには、2人を別々にお風呂に入れることで気持ちがとても楽になりました。
私は上の子と一緒に入浴しています。
ポイント1:下の子を待たせず保湿ケア
子ども2人と同時に入浴すると、どうしても上の子の対応やママの身支度で待たせる時間ができてしまいます。
ですが、別々に入れるときにはママが服を着た状態で入浴させます。
そのため、湯上がりすぐに保湿ケアができます。
また、湯冷めの心配も無いです。
ポイント2:上の子と2人きりの時間
2人の子どもと同時では、チャチャっと洗って急いで上がる入浴になりがちです。
ですが、上の子と一緒に入るとゆっくりと2人だけの時間を過ごすことができます。
普段、下の子のお世話で相手ができない分、このときは上の子の話をしっかりと聞いて向き合っています。
ポイント3:湯船にゆっくり浸かれる
まだ立てない0歳児と一緒だと、どうしても抱っこして入浴する必要があります。
ですが、2歳児と一緒に入浴することでママもゆっくり肩まで湯船に浸かることができます。
また、上の子はしばらく洗い場で遊ぶこともあり、ママが1人きりで数分浸かることもあります。
ポイント4:湯上がりすぐに着替え
まずはママが先に上がり、上の子は湯船で待ちます。
そのため、ママは湯上がりすぐにタオルで体を拭いて服を着ることができます。
なお、着替え中は浴室のドアは開けたままにして姿が見えるようにしています。
ポイント5:バスローブ買い足し不要
ワンオペの入浴を手助けするグッズとして、湯冷め防止のバスローブやヘアキャップがあります。
ですが、ポイント4で説明したとおりこれらの湯冷め防止グッズは不要です。
わざわざ買い足す必要が無いのは、手間も省けてお得です。
2人別々にお風呂に入れる方法
方法1:沐浴にする
下の子は新生児〜生後2ヶ月過ぎまで沐浴にしていました。
(パパがいるときは大人と一緒に入浴していました)
ですが、ワンオペのときは大人の入浴時間と合わせる必要がない沐浴が楽でした。
また、キッチンシンクに入るサイズで屈まずに入れられたのもよかったです。
ちなみに、使っていたのは産院からプレゼントされた西松屋SmartAngelのシンクベビーバスです。
なお、生後2ヶ月頃は身長約54cmで足もバタバタしていましたがなんとか使えていました。
方法2:先に下の子、次に上の子
下の子が生後3ヶ月を過ぎてからは、先に下の子のみを入浴させ、次に私と上の子が一緒に入る方法になりました。
なお、理由としては2つあります。
まずは、上の子は入浴後すぐに寝かしつけする習慣がついていること。
次に、ママが服を着た状態で下の子を入浴させるので、保湿ケアにも集中できるためです。
我が家で実践している入浴手順
手順1:下の子(0歳)の入浴準備
脱衣所の準備
ケアマットにタオルをセットして、着替えとオムツを用意します。
ちなみに、このケアマットは生後11ヶ月で身長70cmを超えた今でも使っています。
しっかりと厚みがあるため、お風呂上がりやおむつ替えで大活躍しています。
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上の子の待機準備
一緒にお風呂場まで来るか、1人で待つか決めてもらいます。
手順2:下の子(0歳)の入浴
入浴時間
5分以内に体を洗って、入浴も2分ほどです。
- 全身を軽くシャワーで流す
- 顔を洗う
- 髪を洗う
- 体と顔(2回目)を洗う
- 支えながら湯船に浸からせる
なお、腰がしっかり座ってからは、ベビーチェアを使って洗っています。
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ケア・着替え
湯上がりはすぐにタオルで拭いて保湿ケアをします。
寝返りを打つ前はササっと保湿と着替えができていました。
ですが、本格的にハイハイが始まってからは5分以上かかるようになりました。
そのため、上の子の様子が心配なときはリビングで着替えるようにしています。
手順3:上の子(2歳)の入浴準備
おもちゃの用意
上の子の入浴は、思い切り水遊びをする時間でもあります。
特に、小さめサイズの水鉄砲は、両手に持って遊べるのでお気に入りです。
munchkin マンチキン ぷかぷか水でっぽう 8コ オーシャン
なお、浴室内は山崎実業のおもちゃ袋に収納しています。
吊り下げ可能なネットは乾燥もしやすくて便利です。
下の子(0歳)の待機準備
下の子はロッキングタイプのベビーバウンサーに寝かせます。
KATOJI(カトージ) イージーリクライニングバウンサー NewYork・Baby 3
なお、バウンサーは見守りカメラから撮影できるリビングに置いています。
しばらくは、私と上の子が離れるのがわかると大泣きしていました。
ですが、1ヶ月ほど経つと慣れたのか、泣かずに眠ってくれるようになりました。
手順4:上の子(2歳)の入浴
入浴時間
入浴時間は、上の子としっかり向き合う大切な時間です。
なお、湯船に浸かるまではなるべく一緒に髪や体を洗うようにしています。
- ママと上の子を軽くシャワーで流す
- ママの髪を洗う
- 上の子の髪を洗う
- ママの体を洗う
- 上の子の体を洗う
- ママの顔を洗う
- 上の子の顔を洗う
- 一緒に湯船に浸かる
また、洗うのは10分ほどで終わらせ、なるべく一緒に湯船に浸かります。
ケア・着替え
まずは、ママが先に上がり保湿、ヘアケアと軽く着替えを済ませます。
次に、上の子を湯船から上げて保湿ケアと着替えをします。
なお、上の子を湯船からあげるときに濡れてしまうので、ママは肌着だけ着ています。
下の子入浴時の上の子への対策
下の子が入浴中は、上の子に待っていてもらう必要があります。
ただ、2歳を過ぎてからはジッと待つことは難しく、いくつか対策をしています。
対策1:お手伝いをお願いする
お風呂場まで一緒に来てもらい、簡単なお手伝いを頼みます。
例えば、オムツを用意したり、タオルを渡してもらったり、上の子にも参加してもらいます。
ちなみに、初めのうちは下の子の入浴をジッと見守っていることが多かったです。
なお、浴室にいるとシャワーや湯船で濡れたりします。
ですが、すぐあとに入浴するので深く気にせず過ごしています。
対策2:好きな動画を見せる
上の子が要求するときは、好きな動画を見せることもよくあります。
ただし、タイマーを使って見る時間はきっちり決めています。
時間が決まっているためか、集中して見てくれることも多いです。
対策3:見守りカメラで確認する
特に、リビングで1人にするときは、見守りカメラで様子を確認しています。
入浴前後の工夫
気持ちに余裕が作れても、普段はバタバタしていて失敗もよくあります。
また、子どもの成長に伴い、工夫が必要になることも多くありました。
工夫1:保湿ケア用品は棚の上
子どもはボトルやチューブをよく触りますよね。
そのため、保湿ケア用品は手が届かない棚の上に置いています。
なお、無印良品の壁に付けられる家具トレーがボトルの幅にピッタリでした。
工夫2:オムツストックは脱衣所の近く
お風呂に入る際に忘れ物をしてしまうことがあります。
特にオムツを忘れることが多く、焦って脱衣所とリビングを行き来した経験もあります。
そのため、オムツストックは脱衣所の近くに置きました。
また、タオルやパジャマなどの着替えも、同じように脱衣所の近くに置いています。
工夫3:ママの着替え中は声掛け
ママが先に上がって着替えをしていると、湯船で待つ上の子がグズることもよくあります。
待ってもらう間には、何かしら声掛けをすると落ち着きます。
例えば、上の子が好きな歌を一緒に歌ったり、「もういいか〜い」「ま〜だだよ」と一緒に声を出しています。
また、「こっち見て!」というときは、必ず手を止めて浴室内を見るようにしています。
工夫4:寝室に楽しみを作る
我が家では、お風呂のあとにすぐ寝かしつけです。
そのため、入浴後のケア・着替えからスムーズになるよう寝室に楽しみを準備しています。
例えば、上の子が好きな絵本や車のおもちゃです。
また、最近は楽しみがあることを覚えてくれたのか、お風呂上がりはすぐ寝室に向かうようになりました。
まとめ
下の子が生まれてから11ヶ月間、我が家では子ども2人を別々にお風呂に入れる方法を続けてきました。
決して時短ではありませんが、心に余裕が生まれました。
特に、ママもゆっくり湯船に浸かれることや、着替えや保湿・ヘアケアを慌てずにできることが気持ちが楽になるポイントです。
子どもとの入浴が、少しでも楽になれば嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました。