子どものおもちゃはどのように選んでいますか?
特に子どもが1歳を超えてくると、好奇心も旺盛になり、いろんなものに手を伸ばしますよね。
どんなおもちゃを与えたら子どもの好奇心が満たせるのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
子どものおもちゃにはプラスチック製や、光や音で興味を引く電子機器も多く発売されています。
ただその一方で、木製のおもちゃの良さが見過ごされがちです。
木製のおもちゃにはメリットがたくさんあります。
私自身システムエンジニアとしてIT技術にはよく触れています。
ですが、子どもの好奇心や興味にはアナログなもので感覚を養うものが大切だと感じています。
この記事では、実際に我が家で揃えている木製のおもちゃと、子どもの好奇心が満たせる具体的な理由を紹介します。
この記事を読めば、お子さんへのおもちゃ選びの迷いが解消され、なおかつ好奇心が満たせるものが見つかると思います。
なお、書いている人の詳細プロフィールはこちらです。
木製のメリット
まずは木製であることのメリットから紹介します。
手触りの良さ
木の手触りは温かみがあり、香りや重さは触れるだけでその感覚を楽しむことができます。
また、木のおもちゃ同士が当たったときのガラゴロ、打ち鳴らしたときのコンコン、という独特な音も聞くことができます。
木製であるだけで五感を刺激する要素が揃っています。
そのため、0歳から触れさせるおもちゃとしておすすめです。
耐久性
子どもはおもちゃを叩いたり投げたりすることも多いです。
木製のおもちゃはとても頑丈です。
プラスチック製と比較すると、子どもが扱うときの衝撃で割れたり欠けたりすることは少ないです。
なお、湿気や乾燥に弱い面はありますが、基本的には長持ちする素材です。
自然素材
木は自然素材のため、有害化学物質は含まれていません。
そのため、口に入れて舐めたとしても安全です。
人工的な模様とは異なる自然な木目の質感や風合いも、目で感じ取ることができます。
木製の知育おもちゃ紹介
我が家で実際に0歳〜1歳頃から触れさせていた木製おもちゃを紹介します。
それぞれの良い点も挙げていますので参考にしてみてください。
カラー積み木
木製のおもちゃの定番ですね。
我が家ではビビットカラーの積み木を選択しました。
色付きにした理由として、一緒に遊ぶ中で食べ物など(赤色はリンゴ、黄色はバナナなど)他のものに例える色を活かしたごっこ遊びもできると思ったためです。
すべて無着色のナチュラルな積み木も、形の差がわかりやすいという点があります。
好みで選ぶとよいと思います。
なお、我が家ではひとり座りがしっかりと安定して、手の力もついてきた生後10ヶ月頃から見守りつつ触らせていました。
当時はまだ積み上げることはできませんでしたが、よく両手に持って打ち鳴らしていました。
1歳を超えてからは自分の背よりも高く、10個も積み上げられるようになっていました。
ピックアップパズル
パズルも定番のおもちゃです。
ピースにつまめる取っ手部品がついていて、型から取り外したりはめたりするパズルです。
初めは親が一緒にやって見せてあげると理解が早まると思います。
上の子が2歳になる前から遊んでいます。
大人からすると簡単な形のパズルでも、同じ形を見つけて探すのはまだ難しいのか、型にはめられないことの方が多くありました。
また、パズルによってはピースと型に同じ絵柄が描かれているものもあります。
そのように型にヒントがあるものの方が始めやすいかもしれません。
写真で紹介しているものは、型にピースの動物と同じシルエットが描かれています。
レインボーアバカス
いわゆる百玉そろばんです。
我が家では2歳前から使っています。
自分から玉を動かして数を数えるのはまだやりません。(そろばんを横に倒したして違う遊び方になってしまいます)
なので、親が目の前で玉を動かして数を数えてあげています。
目の前で玉を動かしてあげると、真似をして数を言いながら玉を動かすようになりました。
0から10まで数えるカウントアップと、10から0まで数えるカウントダウンを続けてやってあげると増減の概念がわかりやすいと思います。
マイリトルシェフ
おままごと道具です。
より現実的なナイフやまな板が揃っているものがおすすめです。
初めて触るときは、ナイフの刃の向きもわからず上手く切れませんでした。
半分に切ろうとしてもコロコロ転がってしまったり、ズルっとすべってしまったりしていました。
ただ、親のお手本をよく観察して、一度成功するとコツを掴んだようでした。
野菜や果物などの身近な食材であれば、名前を覚える助けにもなり、覚えたあとには食事への興味にも繋がります。
1人でも遊べるとは思いますが、おままごとは親と一緒に会話しながらの方がやりたいことがどんどん出てくるようで、「次はこっち、その次はあっち」と楽しそうに遊んでいました。
知育時計
壁掛けタイプもありますが、実際に短針と長針を動かしてもらいたかったため木製のを選びました。
他のおもちゃと比較すると遊び方が決まっているもになります。
ですが、その分、身近な時間の概念を覚えて知識をつけるためには役立ちます。
百玉そろばんと比較した数の捉え方ができるので、交互に遊ぶのもよいと感じています。
上の子に対して、少し待っていてほしいときに「10まで数えて」というのが多かった我が家。
時計の読み方を教えるとキョトンとしていました。
(おそらく10で終わると思っていたカウントが11、12と続いたため)
また、普段は壁に掛かっていて手が届かない時計で遊べることが嬉しいようでした。
今でも「とけい、とけい」と言いながらよく持ってきてくれます。
木芯コマ
上の子がいろんなものを両手を使ってクルクルと回そうとしていたことがあったときに買いました。
紐を使ってで回すコマですが、指先でも十分に回すことができます。
どうしてコマがずっとクルクルと回るのか不思議そうに、真剣な眼差しで観察していました。
上下逆さでも回るのか?回っているコマ同士がぶつかるとどうなるのか?と、気になる様子で何度も回して欲しいとお願いされました。
実際に自分でも指先を使って回そうとして集中する姿も見られました。
まとめ
子どものおもちゃには、プラスチック製や電子機器のものが多くあります。
ですが、子どもの好奇心を満たすのには自然素材でシンプルな木製おもちゃがぴったりです。
木製の知育おもちゃは木の手触り、香りや打ち鳴らしたときの音などが五感を刺激してくれます。
またそれだけではなく、耐久性や安全性も高いため安心して遊ばせることができます。
どれを買うか迷っている人は、ぜひ紹介した木製おもちゃを参考にしてください。
読んでいただきありがとうございました。