2歳児がコップでわざとこぼさなくなった!ピッチャーで効果が出た実体験

アナログスキル
当サイトのリンクには広告が含まれています

2歳児がコップでわざと飲み物をこぼす行動に困っていませんか?

我が家も、コップで飲んでいた水を床にビシャーっとこぼすことがあり悩んでいました。

でも、コップ飲みにちょっとした工夫をすることで、この悩みが解決しました。

この記事では、実体験をもとにコップでこぼす行動を減らすために効果的だった方法について紹介します。

その方法とは、すばりピッチャーを使って自分で飲み物をコップに注がせることです。

この記事を読めば、きっと今日から試せる具体的なアドバイスが得られるはずです。

広告

ピッチャーを使うことが効果的な理由

実際に使っているピッチャーとコップ

私が試したのは、ピッチャーを使って子どもに飲み物を自分で注がせる方法です。

なぜこの方法が効果的なのか、いくつか理由があります。

理由1:注ぐ行為自体に興味を持つ

ピッチャーを使うことで、子どもが注ぐ行為自体に興味を持ってくれます。

そのため、「自分でやりたい」という気持ちを強く持たせることができます。

理由2:自分で準備した達成感が得られる

また、すでに飲み物が”注がれた状態”から、飲み物を”自分で注いだ”状態になります。

これにより、普段から使っているコップでも飲み物を自分で準備したという達成感を感じることができます。

そして、自分で注いだ飲み物は、より大事に扱うようになります。

我が家でも結果として、わざとこぼすことも少なくなり飲み残しもグッと減りました

理由3:手先の器用さを育める

自分で準備した達成感を得るためには、ピッチャーでコップに注ぐことが成功しなければいけません。

ピッチャーを使うと、自分の手でしっかり持ち、角度を調整しながら飲み物を注ぐ必要があります。

角度をつけないと飲み物は流れず、逆に角度をつけすぎると勢いよくこぼれてしまいます。

このように、注ぐ動作をとおして角度をつけるための力加減を学ぶことができます。

その過程で、手首や指先の細かい動きを使うため、手先の器用さが自然と鍛えられます。

我が家の成功事例

まず、コップ1杯分ほどの飲み物をピッチャーに入れて用意し、実際に自分で注いでもらいます。

なお、事前にピッチャーの説明はしている状態です。

ピッチャーを両手で持ってそっと傾ける

しっかりと両手でピッチャーを持つように伝えます。

ゆっくりと傾けてコップに注ぐ
ちょうどコップ1杯分、上手に注げました

もし、重そうにしていたら、いきなり支えるのではなく「支えてもいい?」と声を掛けるようにしていました。

あくまでも自分でやってもらうことが大切です。

ピッチャーの練習方法

我が家で実践した練習方法です。

手順1:使い方を説明をする

練習に使っているピッチャー

まず、ピッチャーの使い方を説明します。

2歳児は、初めて見るものに対してすぐ「触りたい!」となるかもしれません。

なので、シンプルで具体的に、実際に動作を見せながら伝えるのがコツです。

  • コップに水を注ぐための容器であること
  • 取っ手を掴んで使うこと
  • 水を注ぎ口からそっと注ぐこと

この3つのポイントを、目の前でピッチャーを持ちながら説明しました。

手順2:少量の水を入れる

最初は、少量の水から始めます。

コップの半分〜1杯分程度で、子どもが注ぎやすい量にしましょう。

100mL程度がおすすめです。

また、こぼしてもよいということを強調すると、安心感が与えられます。

手順3:サポートする

初めて注ぐときは、まずは一緒に手を添えてサポートしながら注ぎましょう。

それから、徐々に手を離して子どもに任せていきます。

この“自分でできる感覚”を掴んでもらうことが大切です。

手順4:飲むように促す

コップに注いだ水を飲んでいる様子

注いだ後は、自分で飲むように促してみましょう。

実際に、コップに注いだ水をピッチャーに戻して遊びたがることがありました。

そのため、自分で注いだ飲み物だ、という特別感を伝えてあげるのがポイントです。

飲み物をこぼしてもよい環境の工夫

また、飲み物をこぼしたときの手間を省くための環境づくりも大切です。

工夫その1:小さめのコップを使う

100mLサイズのコップと250mLサイズのピッチャー

小さなコップであれば、そもそも飲み物が入る量が少ないです。

そのため、こぼしたとしても、被害が最小限に抑えることができます。

また、ピッチャーから注ぐことも成功しやすくなります

なお、ベビー用の紙パック飲料は125mLですので、100mL〜150mLのサイズがおすすめです。

工夫その2:床には何も敷かない

テーブルの周りはフローリングのまま

我が家では、テーブルや椅子の周りはフローリングのままで何も敷いていません

そのため、飲み物をこぼしてもタオルでサッと拭くだけで済みます。

工夫その3:できるだけ水を使う

こぼしたときには大抵、着ている服にも飲み物がついてしまいます

そのため、ジュースやお茶ではなく、できるだけ水を使って練習しています。

お水であれば、色がつかずベタつかないのでお洗濯の手間が省けます。

おすすめのピッチャーとコップ

我が家で使用しているピッチャーとコップを紹介します。

ピッチャー:ガラス製の容量250mL

容量250mL(0.25L)の取っ手付きガラス製ピッチャー

ピッチャーは取っ手がついているガラス製のものを使用しています。

なお、容量はコップ1〜2杯分がしっかりと入る250mLです。

ガラス製のピッチャーは割れる可能性があるため、慎重に扱う必要があります。

また、ガラスの重量感や、冷たさ、滑らかな表面など触ったときの感覚もさまざまです。

この過程で「物を大切に扱う」ことを自然と伝えることができます。

コップ:アデリア つよいこグラス

アデリア つよいこグラス かくれんぼシリーズ

コップは、アデリアのつよいこグラスです。

中心のくぼみが持ちやすく、Sサイズが100mL、Mサイズが150mLでちょうどよい容量です。

2歳にからは、かくれんぼシリーズのMサイズを使用しています。

つよいこグラス Mサイズ 150mL

透明なコップからイラスト付きのコップになり、子どもも喜んで使っています。

水を注いだ後に、ぞうのイラストを見て喜んでいる様子
コップの底にもぞうのイラスト付き

また、コップの底にもイラストが描かれているので、飲みほす楽しみがあります。

まとめ

2歳児がコップ飲みでわざとこぼす行動は、好奇心からよくあることです。

我が家では、ピッチャーを使った方法でわざと飲み物をこぼさなくなりました

また、“自分で用意した”という達成感からか、飲み残しもグッと減りました

飲み物がこぼれてもよい環境づくりをしながら、試してみてはいかがでしょうか。

読んでいただきありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました